アプリケーション

NN-ラボズは、コロイド状ナノ結晶に基づく材料の最先端の開発者であり、これには、貴金属および磁性酸化金属ナノ結晶が含まれます。これらの材料は、これら独自の物理特性および光学特性を有するため、異なる分野において広い範囲のアプリケーションに使用できます。特許で保護されているNN-ラボズ製品は、要求の厳しい研究や教育の用途に、卓越した性能、最も高い品質および多用途性を提供します。NN-ラボズの材料を、基礎研究および応用技術の用途に利用可能するだけでなく、NN-ラボズは、半導体照明、太陽光発電およびバイオメディカル分野において、製品とシステムを商品化する機会を、積極的に追い続けています。

半導体照明
世界中で消費されるすべてのエネルギーの20%以上は、照明に使用されています。現在の照明の光源は、圧倒的に白熱灯または蛍光灯であり、電気を光に変換する効率がよくありません。白熱光は、５％未満の効率であり、蛍光は、約20％の効率です。エネルギーの費用が上昇し、増え続けるエネルギー需要を満たすための環境に対する重要性が明らかになるにつれ、エネルギー効率が、地球規模の緊急事態として出現したのです。半導体照明(LEDライトとしても知られている)は、より高いエネルギー効率(50％以上の効率)、卓越した性能、そして低価格に刺激され、この10年で、現在の光源、例えば白熱光および蛍光灯などに取って代わると予想されています。LED照明は、アメリカではすでに$60億を超えるマーケットであり、市場の各部門も毎年20-40%の率で成長しています。NN-ラボズは、ドープ量子ドットまたはD-ドット^TMと呼ばれる色変換材料を開発しました。この材料は、ドーパント/サイズ/組成の関数として簡単に調整を行うことができ、高い輝度(ルーメン/ワット)を示し、システム設計において大幅な柔軟性を実現でき、高い熱安定性とUV安定性を有し、現在の製造工程を用いて容易に製造できるものです。

太陽光発電
太陽光発電業界は、2007年には、203億ドル、2017年までには740億ドルに成長すると予測されています。設置された太陽PV装置の全世界の生産能力は、2007年の約2800MWから2017年には22,800MWに増加すると予測されています。太陽PV装置は、化石燃料ベースおよび原子力エネルギー源と競争しています。電気は商品なので、所有するための総費用に関する考慮および/または規制/政策による奨励がないとして、採用を決断する重要な要素となるのが費用です。太陽PV装置を広く採用するために突破口となると予想される価格は、約$0.10/kWh (約$1/W)です。現在市販されている中でクラス最高の太陽PV装置システムの価格は、約3倍(またはそれ以上)です。太陽PV装置が有望となるように、単価に対する効率を改善することが強く要求されています。異なるソーラーセル構造は、セル上の太陽光スペクトル入射の異なる部分に感応します。セルによって吸収されなかった太陽光スペクトルの領域を吸収する手段を提供し、そしてソーラーセルの最適な吸収波長において高い量子収率で吸収したエネルギーを再放射することにより、したがって、セルの効率を上げることにより、異なる構造の太陽セルの効率を改善するチャンスがあります。この概念(ある特定の周波数を吸収し、その後他の周波数で再放射する)は、発光性太陽集光装置(LSC)と呼ばれています。NN-ラボズは、この用途において独自の材料を使用することを積極的に探求しています。

バイオメディカル分野
新しい種類の放射物質および磁気物質を、画像診断および画像誘導による治療へ応用することでたくさんのチャンスが生まれます。NN-ラボズが提供する材料は、特許で保護されているデンドロン表面被膜技術によりさらに強化されますが、この技術は、臓器クリアランスが要求されるインビボでの画像アプリケーションには重要な、小さな流体力学直径を維持しながら、生体分子の付着に対し強大な柔軟性を提供します。