OceanDirectは、オーシャンオプティクス分光器を制御するための最高のデバイスドライバプラットフォームです。前身のOmniDriverからアップグレードされ、Javaレイヤーや仮想マシンなしで動作するようになったOceanDirectは、オーシャンオプティクスのUSBインタフェイス分光器用のカスタムソフトウェアソリューションを簡単に作成できる機能のライブラリを提供します。

 

OceanDirectは、これまでの最高のソフトウェアドライバパッケージの集大成であるアプリケーションプログラミングインタフェイス(API)を備えた強力なクロスプラットフォームソフトウェア開発者キット(SDK)です。次のオペレーティングシステム、プログラミング言語、分光器がサポートされています。

 

• ● オペレーティングシステム：
• ・ Windows 10 & 11、64-ビット Intel プロセッサ
• ・ Ubuntu Linux 20.04、64-ビット Intel プロセッサ
• ・ MacOS Monterey 12.3.1,、64-ビット Intel プロセッサ
• ・ MacOS Monterey 12.4、64-ビット M1
• ● サポートされている言語：
• ・ “C”
• ・ C++ (Microsoft Visual Studio)
• ・ C#
• ・ LabVIEW (Windows Version 8 以降)
• ・ MATLAB
• ・ Python
• ● サポートされている分光器：
• ・ Ocean SRシリーズ
• ・ Ocean STシリーズ
• ・ NIRQuest、NIRQuest+シリーズ
• ・ QEPro
• ・ Ocean HDX
• ・ Ocean HRシリーズ
• ・ Ocean FX

 

概要

OceanDirectを使用することで、サポートされている分光器で次の機能やその他の機能を実行できます。

• ◆ 分光器モデルおよびシリアル番号の読み込み
• ◆ 露光時間、スキャン平均化、およびBoxcarスムージングの設定
• ◆ スペクトル(強度-波長)の読み込み
• ◆ 校正係数(波長とリニアリティ)の読み込みと書き込み
• ◆ 暗電流、リニアリティ、および迷光の補正設定
• ◆ トリガモードの設定
• ◆ シングルおよび連続ストロボオプションの設定
• ◆ 光学ベンチ、グレーティング、およびディテクタ設定の読み込み
• ◆ データバッファリングの制御
• ◆ 取り付けられた光源への命令
• ◆ 熱電冷却の構成
• ◆ GPIOピンの読み込みと設定

 

OceanDirect バージョン

	OceanDirect			バージョン		更新日
	注意：OceanDirectは有償ソフトウェアです。ダウンロードするためにはまずご注文をいただく必要がございます   すでにOceanDirectをご購入いただいた方で、最新版のダウンロードをご希望の方はこちらへお進みください。			2.0.0		2023年5月23日

	サンプルパック
OceanDirect サンプルパック

 

	テクニカルノート
Ocean SR2による高速平均化モード

 

	ユーザガイド
OceanDirect マニュアル