マルチチャンネル分光器

分光器モデルの選択

分光器の選択において重要な点は、どの波長を測定したいか、またはどんな測定をしたいかです。

以下はそれぞれの用途による分光器選択の例です。

 

測定波長から選択


真空紫外(155nm~)MAYA2000PRO-DEEP-UVは裏面入射型2D FFT-CCDディテクタを採用したモデルのMAYA2000PROをベースに、特に真空紫外で利用可能な構成でチューニングされた仕様固定型モデルです。


紫外-可視-近赤外(200-1100nm)Ocean SROcean HROcean FXOcean HDXなど、汎用的なモデルから高分解能モデルまで幅広いラインナップをご用意しています。


近赤外(900-2500nm)FLAME-NIR+NIRQUEST+はInGaAsディテクタを搭載した近赤外モデルです。


 

 

特徴から選択:高感度、高精度測定をご希望の方


QRPROはラマン測定、高精度の吸光測定にはS/N:1000:1,電子冷却裏面入射CCD、18ビットA/Dコンバータを採用したモデルです。


Ocean HDXはハイエンドディテクタを搭載し、高スループット、低迷光、および優れた熱安定性を備えたモデルです。


 

 

特徴から選択:高速データ取得を必要としている方


Ocean FXはC-MOSを使った短露光(10 usec~)とバッファリングによる高速データ取得が可能なモデルです。


 

 

特徴から選択:高分解能を必要としている方


Ocean HRMAYA2000PROは、光路長を延ばした高分解能光学ベンチモデルです。最高0.05nm(グレーティング・スリット幅に依存)もの高い光学分解能(FWHM)を実現します。


 

 

特徴から選択:超小型、OEM用途でご検討いただいている方


Ocean STは組み込みやOEM用途に適した超小型仕様のモデルです。


 

 

ファイバ&プローブ

分光器と組み合わせる周辺アクセサリ

オーシャンオプティクス社には様々な測定を可能にするアクセサリがあり、幅広いアプリケーションをサポートします。

 

光ファイバ

アプリケーションに応じて様々なタイプがあります。また、各種カスタム品にも対応致します。


 
パッチケーブル

様々なコア径、透過波長、長さ、ジャケットの種類、コネクタが選択できます。



プローブ

主に反射率や溶液の透過率・吸光度、ラマン測定などに用いられます。


 

 

光源

ご用途に合わせて様々な光源を用意しています。


 
照明用光源

透過/反射測定の照明用光源:ハロゲンや重水素光源
DH-2000-BALHL-2000シリーズなど



励起光源

蛍光/ラマン分光用の励起光源:LEDやレーザー
LSMシリーズLED光源LASER-785など



波長校正光源

波長校正用光源:水銀やアルゴン、ネオンなど
2シリーズ



分光感度校正用光源

分光感度校正用光源:出力分布データが付いたハロゲンや重水素
 相対放射照度校正用光源:HL-2000シリーズ
 絶対放射照度校正用光源:DH-3P-CALHL-3P-CALなど


 

 

アプリケーション選択

分光器を用いたアプリケーション

以下はオーシャンオプティクス社製品を組み合わせた測定例です。


 

溶液の吸光度・透過率測定


 

反射率測定


 

蛍光測定


 

発光体の放射束測定


 

 

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E-mail: spe@optosirius.co.jp